VRHMDの普及率は15パーセント。購入意欲が高いのは意外にも女子中学生。

FRIでは毎年インターネット調査を実施し、余暇をはじめとする様々なライフスタイルの実態を分析しています。
今回は2016年12月末に行った最新調査から、今話題のVRHMD(バーチャルリアリティヘッドマウントディスプレイ)に関する結果をまとめました。

■“VRHMD”という言葉の認知率は44.8%

まず初めに「“VRHMD”という言葉を知っていますか?」と尋ねたところ、全体の6.4%が「よく知っている」と回答し、「なんとなく知っている」「言葉だけ知っている」を含めた認知率は44.8%となりました(Fig.1)。

性別では全体的に男性の方が認知率が高く、男性全体での認知率は女性全体の1.7倍でした。年代別にみていくと、最も認知率が高かったのは男性・女性とも高校生で、男性では70%以上、女性でも半数近くが知っていると回答しました。

■もっとも体験されているのは“PSVR”

続いて、VRHMDを「知っている」と答えた人に、VRHMDを体験したことがあるかを尋ねたところ、「体験したことがある」と回答した人は全体の14.9%に留まりました(Fig.2)。

また、「体験したことがある」と回答した人が体験したVRHMDで最も多かったのは“PSVR”で、2番目に多かった“HTC Vive”の2倍以上でした(Fig.3)。

■購入意向のある人は体験者の約半数:「まだ早い」

最後にVRHMDの購入意向を尋ねた結果、「すぐにでも購入したい」「1年以内に購入したい」「いつかは購入したい」と回答した人は認知者全体の31.5%、体験者に絞った場合では50.8%となりました(Fig.4、5)。

VRHMDを体験したことがある人に、体験を通して感じたことを自由に書いてもらったところ、臨場感や非現実感に驚いたという声や、「いろんな所に旅行してみたい」「ホラーやアクション、レーシングなどが面白そう」「新しい映画が生まれそう」といった今後の展開を期待するコメントが多数寄せられました。一方で、デバイスの重量やVR酔い、価格などに課題を感じている人も多く、対応ソフトが少ない他、ゲーム以外での利用環境もまだ整っていない現状から見ても、購入するにはまだ早いと判断する人も少なくないようです。まだまだ発展途上のVRHMDですが、様々な分野での活用が期待されているのも事実。今後のVRの進化と共に、人々のライフスタイルがどう変化していくのか、FRIは引き続き追いかけていきます。

(記事:小室 つぐみ)

フィールズ研究開発室(FRI)では余暇行動の実態やその背景にある価値観等について1万超の人に300問の設問に回答いただいたインターネットによるアンケート調査『Fields Yoka Survey(フィールズ よか サーヴェイ)2017』(以下FYS ※1)を実施しました。
この記事は、その調査結果を元に作成しています。

本記事は、エンタテインメントの研究をしているフィールズ研究開発室(FRI)のメンバーが、日頃の活動の中で気になったことに目を向け、独自取材に基づいて、執筆しています。

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