人気の秘密は本人と役柄とのギャップ?時の人、星野源の魅力を紐解く

昨年末のドラマ「逃げ恥」や紅白などで話題をさらった星野源さん。
「今、日本で一番チケットが取れない男性ソロアーティスト」、「もてる『塩顔男子』代表」などと形容され、まさに時の人といった感があります。
しかし、旧来からの「時の人」(ヒーロー)のイメージとはだいぶ異なりますね。これまで人気のモテ俳優はカッコイイ役柄を演じることがほとんどでしたが、彼の場合はその反対の役柄がハマる。一方、現実の「星野源」としては、マルチな才能を発揮しつつ、飾らず、くだけ過ぎともいえるトークをラジオパーソナリティなどで展開しています。

当研究開発室が持っている「ヒーローデータベース」※の視点からみると、「身近な存在・親しみやすさ」という性格・ルックス面とともに、「過剰能力」と「不屈精神力」という特性が際立っているように思います。
「不屈精神力」をあげたのは、彼が子供の頃からとても苦労した経験をもち、日常生活に不器用であること、そしてデビュー後も大病を患い、二度の入院を経た後、見事復活しているからです。この困難を乗り越えた原体験と、演じる役柄とのギャップに彼の人気の秘密があるように思います。

こうした特徴をもつ似たヒーローとしては、アメコミヒーローとして異色の「デッドプール」がいますね。ルックスは全く異なるので星野源ファンの女性から叱られそうですが、こんな類似性があるのでは!?

・R指定ともいえるトーク内容⇒ラジオパーソナリティやコンサートでのトーク内容(身近な存在・親しみやすさ)
・マーシャルアーツ・銃・刀に習熟かつ、「第四の壁」を破る⇒メディアの壁を通り越してマルチに活躍(過剰能力)
・ヒーリング・ファクター(超回復力)⇒二度の入院からの復活(不屈精神力)

2017/1/4放送の「仰天!マル珍ランキング」にて、2017年最も運のいい誕生日ランキングベスト1となったのは1月28日。実はこれは、星野源さんの誕生日なのです。今後の更なる活躍が期待できますね。

※「ヒーローデータベース」とは、FRIが定量調査に基づいて、ヒーローキャラクターを“13の性格特徴”と“6つのヒーロー属性”で評価するデータベースです。

(記事:吉田 和也)

http://www.hoshinogen.com/

本記事は、エンタテインメントの研究をしているフィールズ研究開発室(FRI)のメンバーが、日頃の活動の中で気になったことに目を向け、独自取材に基づいて、執筆しています。

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