無表情でも実は超やさしい性格!~斉木楠雄は”無表情系”ヒーローのニュータイプだった~

つい最近放送終了し、続編制作も発表されたTVアニメ『斉木楠雄のψ難』を観ていた人はいませんか? 今日は主人公「斉木楠雄」について語りたいと思います。

ヒーローといえば、みなさんは、アメコミのヒーローやウルトラマンなどを思い起こすかもしれませんが、最近、私の中では、『ワンパンマン』のサイタマ先生しかり、無表情で、ちょっとやる気のないヒーローがマイブームです。

「斉木楠雄」は面倒くさがり屋で、感情が薄く、自分の好きな物しか興味を示さず、皆に好かれるタイプではありません。しかし、周りに困った人がいると、彼は嫌々ながらも手を差し伸べ、助けてしまいます。しかもその手助けの手柄を、自分ではなく他人のものにしてしまうあたりが、斉木らしさだったりします。
いつも無表情で斜に構えている人が、実は超優しい――。完璧な人間じゃないところがとても魅力的です。

ちなみに我々は、古今東西のヒーロー達1,000人をデータベース化しているので、斉木のような「冷静沈着で非情冷酷な性格」のヒーローを調べてみたところ、『ゴルゴ13』の「デューク東郷」や「ブラック・ジャック」などが引っかかってきました。しかし、彼らは、困った時に助けてくれるというよりは、自分の利益を最優先にするヒーローだったりします。
そう考えると「斉木楠雄」は、過去に類似のない新しいタイプのヒーローであり、それが人気の理由だったのかもしれません。

(記事:方 錦怡)

http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/saikikusuo/

本記事は、エンタテインメントの研究をしているフィールズ研究開発室(FRI)のメンバーが、日頃の活動の中で気になったことに目を向け、独自取材に基づいて、執筆しています。

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