ユニークなカプセルトイが続々登場!大人や観光客にも人気

あなたはカプセルトイで遊んだことはありますか?
日本ではここ数年、大人でも集めたくなるようなユニークなカプセルトイが次々と登場し、ちょっとしたブームとなっています。新しいキャラクターの発信地として企業も注目し、新しくカプセルトイ事業に参入する会社も現れています。

■『コップのフチ子』から始まった大人向けのガチャブーム
「カプセルトイ」は、コインを入れてハンドルを回すと、カプセルに入った小さなオモチャやフィギュアなどが出てくる小型の自動販売機です。一般的には、「ガチャ」「ガチャポン」「ガチャガチャ」などと呼ばれます(本記事では、「ガチャ」と表記)。日本では、約50年前にアメリカから輸入されたのが始まりのようです。
始めのうちは、ガチャと言えば子どもや一部のマニアがコレクション用に遊ぶもの、というのが一般的なイメージでした。ですが、2012年に登場した『コップのフチ子』シリーズが大人の間でも大ヒット。これを皮切りに、大人でも集めたくなるようなカワイイ商品、変わった商品が次々と登場するようになりました。

■大人もハマルその魅力とは?
ガチャの魅力は、安いのに作りが精巧であること、種類が多いこと、そしてどこにでもあることではないでしょうか。大抵のガチャは1回100~300円と安価ですが、その造形はとても細かく、クオリティが高いものが多くあります。種類もとても豊富です。秋葉原のガチャ会館にはなんと500台ものガチャが並び、海外からの観光客にも人気のスポットとなっているようです。もちろん、そうした特別な場所へ行かなくとも、至るところでガチャを目にすることができます。かつては子どもの目に留まるようにオモチャ売場やスーパーマーケットの一角などに設置されていることが多かったのですが、最近ではファッションビルなどのオトナが集まるオシャレな場所に設置されていたり、空港、駅、水族館、博物館などでお土産としてご当地モノのガチャがあったりもします。
日本人は子どもの頃に、キャラクターのシールやトレーディングカードゲームなど、「買ってみないと中身が分からない」ものを集めたことがある人が多いと思います。筆者自身も小学生の頃には、お菓子についてくるシールをよく集めていました。モノをコレクションしたり、それを友人と話題にしたりというのは、日本人の気質なのかも知れません。

■新しいキャラクターの発信地としての「ガチャ」
先述の『コップのフチ子』は、ガチャ発のオリジナルキャラクターですが、その人気ぶりからアニメキャラクターや芸能人、映画のキャラクターとの様々なコラボが実現し、単なる「ガチャの商品」を超えた人気を博しています。
このような例もあってか、新しいキャラクターの発信地として企業も注目し、オモチャメーカーが新しくガチャ専用のブランドを立ち上げたり(パンダの穴)、大手企業が新しくガチャ業界に参入したり(カドカワ)する例も見られています。

■今後のガチャの流行は
先日、東京で行われた「おもちゃショー2016」では、バンダイナムコブースなどでアニメのキャラクターや動物モノなど、これまでの人気ラインナップを中心に多くのガチャが展示されていました。
動物モノでは、「動物×食べ物」など動物と他の要素を組み合わせた商品が散見され、今後も根強い人気がありそうに思えます。
次はどんなガチャが生まれるのか楽しみですね。

(記事:小林真希)

本記事は、エンタテインメントの研究をしているフィールズ研究開発室(FRI)のメンバーが、日頃の活動の中で気になったことに目を向け、独自取材に基づいて、執筆しています。

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