2015年 日本の消費意識トレンド+注目すべき企業動向④

トレンド3:SNSで目立つための写真と動画

モノや情報にあふれた現代を生きる若者たちにとって、”価値のあるもの”。その2つめは、「少しでも注目されたい」という欲求を叶えてくれるものだろう。 そんな欲望を反映して、若者の日常生活の一部となったSNS上では見映えや面白さを重視したビジュアルコミュニケーションが加速している。

■ SNSで多くの人から注目されるためにはどうすればよいか
たくさんの情報が流れていくSNS上で、自分の存在をキラリと目立たせたい。しかし、文章だと読み飛ばされてしまう。若者たちが着目した解決策は、パッと 見で興味を惹く、インパクトのある写真や動画だ。日本の若者たちはそれを追い求め、SNSにはそんな写真や動画が溢れている。

■ 食べ物も写真映えが大事
フルーツや生クリームがどっさり乗ったパンケーキが、若い女性に大人気だ。人気店にはいつも大行列ができている。彼女たちの多くは、その派手なパンケーキを撮影し、SNSに投稿する。
日本の伝統的なファストフード「おにぎり」も写真映えを求める風潮で変化を見せた。より簡単に作れ、サンドイッチのようにカットしたおにぎり「おにぎらず」のブーム化だ。断面から見える具材が鮮やかであり、地味だった「おにぎり」も写真映えする食べ物に早変わりだ。

■ 動画も短尺でインパクトあるものが人気
女子中高生に大人気の動画投稿SNS「MixChannel」は、カップルの仲の良さをアピールする動画や学校生活のネタ動画で溢れかえる。動画は10秒程度の短尺だ。
6秒動画を投稿できる「Vine」も中高生に人気。さっと見終わり、かつインパクトのある一発ギャグのような動画が溢れている。

膨大な情報が流れていくSNS上では、文章よりも写真や動画にインパクトがあるのは間違いない。2016年もまだまだ、上記のような傾向は続きそうだ。

2015年のトレンド紹介はここまで。

次回は、「スマホが変えていくWEB動画のあり方」と題し、ビジュアルコミュニケーションが一般化した若者たちに向けた、2015年の企業の取り組みを紹介していこう。

MixChannel
https://mixch.tv/

Vine
https://vine.co/

(記:河合 利剋)

本記事は、エンタテインメントの研究をしているフィールズ研究開発室(FRI)のメンバーが、日頃の活動の中で気になったことに目を向け、独自取材に基づいて、執筆しています。

過去の連載はこちら>>>
2015年 日本の消費意識トレンド+注目すべき企業動向①
2015年 日本の消費意識トレンド+注目すべき企業動向②
2015年 日本の消費意識トレンド+注目すべき企業動向③

続編>>
2015年 日本の消費意識トレンド+注目すべき企業動向⑤
2015年 日本の消費意識トレンド+注目すべき企業動向⑥

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